乳がん再建LOGとは?

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乳癌は全がんの中でも女性のがん発症率が1位のがんです。
乳がんは女性の14人に1人が罹るという、もはや他人事ではない癌です。

私はがん検診がきっかけで、乳癌が見つかりました。超早期がん。ステージ0です。
「乳がん再建LOG」は、乳がんが発覚してから、左乳房全摘出手術、乳房再建手術、そして無治療までの日々をつづったブログです。

なぜ乳がん再建LOGを運営しているのか?

乳がんが発覚してわかったことは、乳がんは情報戦だということ。

乳がんの場合、手術でも治療法でもいろいろな方法があり、自分で選択し決断することが多々あります。
納得できる治療を受けるには、医者が勧める通りでなく、自分でも勉強する必要があります。

私が乳房を再建できると知ったのは、乳がんの告知を受けてから。
そこからいろんなガンについての情報を集めていく中でわかったのが、再建手術は保険適用になってから日が浅く、情報が少ないということ。

WEBに携わる中の人として、私の乳がん体験をネットを通じてお伝えしていくことは私の使命なんじゃないかなと。

乳がんを宣告されて、乳房全摘を勧められても、再建手術をすることによって胸を取り戻せて、普段と変わらない日常を送れるんだよ!ということをお伝えしたくて「乳がん再建LOG」の運営をはじめました。

  
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私は2015年秋に市のがん検診を受診して、マンモグラフィーで左胸に石灰化が見つかり、2015年末に精密検査を受け、2016年1月に乳がん宣告を受けました。
ステージ0(ゼロ)の超早期がんでした。

小さな病変だったので、部分的に切除するだけかな?なんて楽観的に考えていましたが、がんの芽が広範囲に見つかり、全摘出を宣告されてしまいました。

「超早期で癌が見つかったのに何で全摘出しなければいけないの?!」

ものすごく腑に落ちない。悶々と考える日々が続きました。
でも私には中学生の男の子とと小学生の女の子の2人の子どもがいます。

「この子達を置いて死ぬわけにはいかない。この子達が成人して結婚したところまでは見届けたい・・・」

私は考え直し、女である部分より自分の命を大事にしようと思い、全摘出を決断しました。・・・というかこれしか選択肢がありませんでした。
他院でセカンドオピニオンをしてもらおうか?とも考えましたが、いくら考えたところで癌が育っていってしまうのが怖くて、全摘出することを受け入れました。

それでも女性の象徴を失くすことは私にとっては重かったです。
色々調べていくうちに、乳房再建手術というものを見つけました。

それは自分の胸の皮膚や乳輪、乳首を残したまま、中にインプラントを充填する手術というものでした。ここ2年で保険が適用になったのも追い風でした。

そして私は2016年2月末、左乳房摘出手術と同時再建手術を受けました。

私の左胸はインプラントに変わってしまったけれど、がんを取り除くことができ、命が救われました。そして乳房全摘出後は無治療で済むことができました。
これは神様がくれた奇跡だと思っています。

癌でも抗がん剤などの苦しい治療をしなくて済んだのは、乳がん検診による早期発見のおかげだと思っています。
がん検診を2年に1度受けていたから、がん治療の中でも比較的軽く済んだのだと。

私の場合は、ステージ0で早期がんだったので、皮膚や乳首や乳輪を残した乳房再建手術が可能でしたが、乳がんにはそれぞれステージがあり、再建ができない場合も当然あります。
私の体験が皆さんの症例には当てはまらない場合がありますので、参考程度で読んでいただければありがたいです^^

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