MRIの結果が出たので、S病院に行ってきました。
自分ひとりで結果を聞くのが怖いのと、今後の治療方針が決まるというので、ダンナさんにも付いてきてもらいました。
乳房全摘の可能性大の診断
診察室に入るやいなやベッドに通され、「検査します」と。
ものすご~くイヤな予感(汗)
診察台にあがって診察待ちいている間、カーテン越しに先生が旦那さんに説明している声が聞こえるんですよ。「思ったより良くない」と・・・。
すぐさまエコー(超音波検査)が始まり、細胞を採取。注射で採取したので細胞診(穿刺吸引細胞診)ではないかと。
しこりに細い針を刺し、吸引して細胞を採取して、それが良性か悪性かを識別する検査。
検査時間は5分くらいでした。
MRIの画像を見た限り、マンモグラフィで見た小さい点の下に放射状に白い影が伸びていました(ガ~ン)それは素人目から見ても明らかでした。
これがただの乳腺症(良性)ならば問題はないが、悪性であれば、病巣が広範囲になっていることになるので、全摘もあり得ると・・・。
目の前が閉店ガラガラ状態・・・・
頭の中真っ白・・・・・・・・・・・・・
今回採取した組織を病理検査に出して、良性ならば部分切除で悪性ならば全摘になるかもとのことでした。
MRI検査の前にがんに効くと言われる人参ジュースを作るために、低速ジューサーを購入して一日1000mlもの大量の人参ジュースをがっつり飲んでいたけれど、短期間じゃ全く効果ができないことがはっきりしました。
たかが1か月でガン細胞が小さくなることはないよね。そりゃそうだ。
細胞診とMRI結果でわかったこと
- 組織診で取った10個の細胞のうち3つが癌細胞
- MRIにて患部の下の乳腺に放射状の影が発見された(癌は広範囲か?)
- エコー(超音波)検査ではしこりは見つからず
- 細胞診で広範囲な癌が見つかった場合、全摘+一次再建+ホルモン療法。
狭い範囲の癌の場合、3cm位の部分切除。+放射線治療+ホルモン療法。 - 部分切除してみてがんの範囲が広かったら後日全摘ということもあり得る。
- 入院期間:部分切除の場合4日間位。全摘+乳房再建の場合2週間くらい。
- 1週間後に細胞診の結果と今後の治療方針を決定。
以上がここまででわかった私の乳がんの現状。
そして1週間後には癌の範囲と手術と入院について具体的にわかることになりました。
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全摘を避けるため、術前化学療法をお願いするも・・・
非浸潤癌ステージ0の早期がんなのに、なんで全摘になるのか・・・。
がん告知を受けてから乳癌のことを色々調べていく中で、非浸潤癌でも全摘もありうることは知っていたけど、まさか私が??と。
全摘の可能性が大いにあり得ることを知ってから本当に気が抜けてしまいました。
普段ダンナさんの前では決して泣かない私ですが、さすがに病院で会計待ちをしている間に涙してしまいました。
ダンナさんは、切除範囲が分かる前から、癌を一掃できるのならば初めから全摘した方がいいと言っていました。
「どうせ使わないものなんだから」と←かなり失礼なんですけど(笑)
当時は女性のシンボルである乳房を取ってしまうことに抵抗はありました。
癌であるショックよりも乳房が無くなるかもしれないというショックの方が大きかったです。
手術の前に抗がん剤治療をして癌を小さくしてから部分切除はできるのか(術前化学療法)を先生に聞きました。
けれど、術前化学療法は浸潤がんの療法なので、早期がんにはできないと言われました。
しこりが大きい場合、しこりを小さくして切除するのが目的で、手術前に薬物療法を行うこと。しこりが大きい、またリンパ節への転移が疑われる場合に行われることが多い。
ダンナさんは
「胸を残すより命を守って欲しい。今からお祓いしてもらおうよ!」と、
私たちは病院を出てそのまま栃木県の佐野厄除け大師に向かいました。
そんなダンナさんの言葉と行動がどんなに心強かったか・・・。
佐野厄除け大師でお炊き上げによるお祓いをしてもらい、お札も購入しました。
お祓いをしてもらったら、気持ちがだいぶ落ち着きました。困ったときの神頼みです!
まとめ
MRI検査後に判明したことは、
- 癌の大きさ
- 全摘が十分あり得ること
です。
がん細胞が広範囲かどうか、細胞診の結果次第で全摘か部分切除かが判明することになりました。