乳癌検診のマンモグラフィ検査でがんの疑いがあると言われた私は、紹介状を持って大病院S病院にて診察と精密検査の予約を取りました。
精密検査を経てはじめてがんの有無の告知を受けることになります。
ここでは精密検査を受ける病院の初診の様子や、再検査の検査内容についてお話します。
再検査先病院での初診は診察・検査のみ
乳癌の疑いがあると言われ4日後、がん検診を行ったT病院に書いてもらった紹介状を持って、県内屈指の大病院であるS病院の乳腺外科に訪れました。
県内から人が押し寄せるので病院は診察待ちの患者でいっぱい。
この年は北斗晶さんの乳癌が発覚した影響から、ものすごく混み始めたのだそう。
初診だからしようがないけれど、3時間待ったのはつらかった。
大病院だから広いしシステムもわからないし心細かったぁ。受付しているけど忘れられているのかと思ったほど(涙)
担当したくださった先生は50代前後の優しそうな男性医師(S先生に略)。
S先生はマンモグラフィーの画像を見て、
「よくこんなに小さい病変を見つけたねぇ。たぶんがんではないとは思うけど、T病院の先生が心配しているだろうから検査しましょうね」
と心強いお言葉。
一気に緊張の糸がほぐれました。
つまり所見では癌じゃないだろうということ!
「だよね。先生が言っているんだもん。乳癌じゃないよね」
とこの時点で8~9割乳癌がないだろうと変な自信がありました。
この精密検査は癌の可能性を確実に消すものだという認識できました。この時点では・・・。
軽い診察の後、採血と狭い範囲の石灰化を見つけるための小さいマンモグラフィーの検査をしました。
そして1週間後にマンモトール生検の予約を取りました。
初診から一週間後、組織診を受けることになる
この日はマンモトール生検で必要なリブバンドを病院内のコンビニで購入。
同意書にもサイン。そして1週間後にはドキドキの組織診。
乳癌の検査結果がでたのが2015年12月12日。
精密検査先のS病院の初診は2015年12月16日。
針生検を受けたのが12月21日。
年内に厄落としじゃないけれど、翌年までに結果を引き伸ばすのが気持ち的にスッキリしないので急ピッチでスケジュールを組みました。
けれど、翌年三が日の翌日にまさか乳癌の告知を受けるとは、この時は自分でも全く予想をしていませんでした。
初めては恐怖と不安でいっぱいですが、この時はもしかしたら癌じゃないかも!という希望があったので、気持ちが軽い状態で受けられました。後にガ~ンとなるんですけどね(汗)
まとめ
乳癌の再検査は、細胞診と組織診の2種類があります。
それぞれ針を使って細胞や組織を採取します。再検査を経てがんの有無の診断がでます。
検診を受けた人の6.2%が要精密検査で、乳癌と診断されたのは0.23%という結果があります
つまり乳がん検診を受けた人1万人中、乳癌が見つかった人は23人。
私のような超早期がんはそれほどいないというのが現実です。
なので、マンモやエコーで経過観察か再検査か微妙な判断だった場合は念のため再検査は受けておきましょう。
私は1000人に1人に満たない確立で乳がんが発見されましたが、検査を受けて救われました。
癌が大きくなると治療もハードになっていくので早期発見早期治療が何よりも大事です!